ドイツ、フランス、ハンガリーのおよそ100年ほど経った楽器を7丁ほど弾き比べ、それぞれの音の違いと響きの感じ、好みを確かめながら何度も弾き試しを。
私が弾いている音を聴いてみるのと、自分自身で実際に弾き耳元に響く音とを何度も確かめては悩みを繰り返し、最終的に1933年フランス製の楽器に決めることができました👏👏
こちら弾いた瞬間の反応が良く上品な響きの健康でバランスの良い楽器でした。ナイス選定!
今回ご一緒した生徒さん、コロナ期間中にバイオリンをゼロから始められて2年程。自分で音の違いが分かるのかと不安と期待が入り混じりの状態でしたが、楽器を試していくうちに好みが浮き上がり音への感度を高めながらのしっかりとした選定になりました。
少しずつ弾き込んで、相棒となった楽器に命を吹き込んでいくべく、これからの音楽生活を益々充実させていただきたいです。
モチベーションの上がる出来ごとに立ち会えて幸せな時間でありました。
★楽器を選ぶにあたっては悩まれる方も多いと思います。参考までに今回私たちが楽器選定において試したこと、確認したことを簡単に記します。
・まず弾いてみて耳元で響く音を比べてみる
(4本の弦のバランスはどうか低音から高音まで圧力を変えて弾いてみる、習っている曲を弾いてみる)
・人(私・先生)に弾いてもらい、聴いた音を比べてみる
・今後大きなホールで弾くことを目的にするか、自宅やレッスンにおいて気持ちよく弾くことを目的にするかを考える( 遠鳴り→耳元でより離れて聴く方か響く。近鳴り→離れて聴くより自身で弾いている時の方が響く等 )
・最後は直感好み!
※価格帯は生徒さんの希望を聞き、最初に楽器屋さんにお伝えしております。
※弓は私が選定したものを選んでもらいました。
*ご質問だけでもお受けいたします。